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ライバートラストLIVER AGENCY TRUST GUIDE

ライバー事務所おすすめの選び方【2026年】比較基準と回避リスト

ライバー事務所に入るべきか、個人配信との違いから解説。縛りの緩さを最優先にした選び方5基準と主要事務所の比較表、入ってはいけない事務所の見分け方を検証しました。

最終検証日
2026-07-15
出典
9件
一次情報
X口コミ4件・公正取引委員会2025年12月9日公表資料
監修
編集部検証(監修者調整中)

ライブ配信を始めるとき、多くの人が最初に迷うのが「事務所に入るべきか」「どの事務所を選べばいいか」です。この記事では、報酬の高さではなく縛りの緩さを主軸に、2026年7月時点で確認できる一次情報だけをもとに選び方を整理します。

ライバー事務所に入るべきか|個人配信との違い

事務所は「入れば稼げる」場所ではありません。露出やサポートと引き換えに契約条件を受け入れる仕組みであり、合う人と合わない人がはっきり分かれます。まずは個人配信との違いを押さえましょう。

事務所に入るメリット

事務所に所属する主なメリットは、次のような点です。

  • 配信アプリの公式オーガナイザー枠やイベント参加など、個人では得にくい露出の機会
  • 配信の進め方・タイトルの付け方・機材などのノウハウ提供やボイトレ
  • スケジュール調整や税務・トラブル対応といった裏方サポート
  • 同期や先輩ライバーとのつながりで孤独になりにくい

事務所に入るデメリット

一方で、次のような負担やプレッシャーが生じることもあります。

  • 契約期間・退所条件・違約金など、辞めるときのルールに縛られる
  • ランク維持や配信時間の目標がプレッシャーになる場合がある
  • 契約によっては、事務所へ支払う費用や報酬から差し引かれる金額がある
  • 合わない運営方針でも契約中は従わざるを得ないことがある

実際に、ランク制度のプレッシャーで配信そのものが続かなくなったという声もあります。

実際の声 — X(旧Twitter)の投稿より(2026年7月確認)

ランクが最底辺から上がれず、一人でしゃべり続けることに病んで事務所を辞めた、という元ライバーの振り返り。ランク維持の心理的な負担がうかがえる内容です。

結論:判断の分かれ目

「露出とサポートが欲しい」「一人だと続かない」という人には事務所が向きます。逆に「自分のペースで気楽にやりたい」「縛られたくない」という人は、まず個人で始めてから必要に応じて検討しても遅くありません。歌に特化したColorSingのように、個人参加でも活動できるアプリもあります。

【最重要】ライバー事務所の選び方 5つの基準

事務所選びで最初に見るべきは報酬額ではありません。契約に縛られて後悔しないための「出口のルール」から確認します。

基準1:縛りの緩さ・移籍の自由度・違約金(最優先)

もっとも重視したいのが、辞めるとき・他社へ移るときの自由度です。ここには公的な裏付けがあります。

2025年12月9日、公正取引委員会は、DeNAの配信アプリ「Pococha」との取引額が上位のライバー事務所4社(AEGIS GROUP・Colors・321・WASABI)に対し「注意」を出しました。各社が所属ライバーとの契約に、合理的な理由なく、契約終了後の一定期間、配信活動・他事務所との契約・同種事業の全部または一部を禁じる規定を設けていた事実が認められたためです。これは独占禁止法第19条の違反につながるおそれがあるとする指摘で、行政処分ではなく法的拘束力のない行政指導にあたります。4社はいずれも規定を見直す予定である旨を申し出ていますが、2026年7月時点で改定完了を公表した一次情報は確認できていません。

現場の配信者のあいだでも、この論点は口コミとして共有されています。

実際の声 — X(旧Twitter)の投稿より(2026年7月確認)

事務所選びを助言する投稿で、公正取引委員会と揉めている大手4社は避けた方がいい、辞めた後に他事務所への所属を一定期間禁じるケースがある、と注意を促す内容。退所後の制限を懸念する声が広がっていることがわかります。

基準2:費用が「ライバー負担ゼロ」か

正当な大手事務所は、登録料・月額・レッスン料をライバー側に請求しないのが原則です。入会金やスクール代を先に払わせる事務所は、それ自体が回避のサインになります。KIRINZのように「登録料・月額・違約金なし」を公式サイトで明示している事務所は、この点で確認材料がそろっています。

基準3:ノルマ・配信時間の義務

配信時間や獲得ギフトの「ノルマ」があるかも確認しましょう。近年は「無理なノルマはありません」を売り文句にする事務所が増えており、裏を返せばノルマが不安要素の筆頭になっている証拠でもあります。

実際の声 — X(旧Twitter)の投稿より(2026年7月確認)

新興のライバー事務所が「無理なノルマはありません」と募集で訴求。「ノルマなし」が業界の営業文句として定着しつつある様子がうかがえます。

「ノルマなし」の表示があっても、実際には「月30時間以上の配信ができる人を積極採用」といった実質的な条件を掲げる事務所もあります。表示と細目の両方を面談で確認してください。

基準4:運営会社・所在地・代表者が確認できるか

運営法人・所在地・代表者を公式サイトや登記で確認できることは、信頼性の最低ラインです。これらが不明な事務所は候補から外して構いません。編集部の比較データベースでは、この一次情報を各社ごとに確認したうえで掲載しています。

基準5:対応アプリと自分の配信スタイルの相性

配信したいアプリを先に決め、そのアプリで受けられるサポートを確認します。「対応している」という表示だけでは、相談相手や支援の内容までは分かりません。自分が予定する配信について、何を手伝ってもらえるのかを具体的に聞いてください。

キャラクターの姿で配信したい方は、IRIAMで事務所に所属する場合の仕組みから確認できます。歌配信はColorSing、顔出しやトークを考えている方は17LIVEのガイドも参照してください。アプリごとの参加条件と、事務所との契約条件を分けて読むと比較しやすくなります。

主要ライバー事務所 比較表【2026年7月検証】

編集部が運営会社・費用・公取委の当事者かを一次情報で確認した主要事務所の一覧です。数値や費用は各社の自己申告を含み、取得は2026年7月時点です。

事務所運営会社主な配信アプリ費用ノルマ公取委2025/12縛りの緩さ
ライバージャパン合同会社風来坊(福岡)17LIVE 他無料なし非当事者標準
KIRINZ株式会社KIRINZ17LIVE/TikTok/ミクチャ無料なし非当事者緩い・明朗
StockForce株式会社KIRINZ(統合)17LIVE 中心非公開非公開非当事者標準
ベガプロモーションベガプロモーション株式会社(公式表記)17LIVE/Pococha/IRIAM 他無料なし非当事者標準
YOUPACE(旧PRIME)株式会社YOUPACEPococha 中心(TikTokも対応)非公開非公開非当事者標準
321(サンカク)株式会社321Pococha/TikTok/ColorSing 他無料非公開★当事者要確認
Colors株式会社ColorsPococha 他非公開非公開★当事者要確認
AEGIS GROUP株式会社AEGIS GROUPPococha/TikTok/17LIVE 他非公開非公開★当事者要確認
WASABI株式会社WASABIPococha/TikTok/IRIAM 他無料あり★当事者要確認

★は公正取引委員会2025年12月9日「注意」の当事者です。KIRINZとStockForceは同一の運営法人であり、実質的に同じグループとして扱います。各社の詳細と出典は比較データベースで確認できます。

比較表から契約確認へ進むには

この表は、候補を絞って質問を用意するための一覧です。掲載順はおすすめ順位ではなく、「非公開」は費用やノルマがないという意味でもありません。公取委の注意の当事者でないことも、契約条件の安全性を保証するものではありません。

候補が決まったら、次の内容を契約書と照らしてください。

  • 「無料」は何の費用を含むのか。機材・イラスト・レッスンなど、別に負担する費用はあるか
  • 「ノルマなし」でも、配信時間の条件や未達時の扱いがあるか
  • 契約はいつまで続き、自動更新や途中解約の手続きはどうなっているか
  • 退所後の配信・移籍に制限があるか。アカウントや制作物を引き続き使えるか

回答が口頭だけの場合は、書面でも確認して手元に残してください。表の検証後に条件が変わる場合もあるため、最終的には自分に提示された契約で判断します。

タイプ別|目的で変わる事務所の考え方

同じ「おすすめ」でも、やりたいことによって最適な事務所は変わります。

歌で勝負したい人

ColorSingなどの歌配信アプリに強い事務所や、その提携をうたう事務所が候補です。ただし審査や活動をめぐる情報が錯綜しているため、提携の実態と契約条件を面談で確かめてください。

顔出しに抵抗がある人

アバターや音声配信に対応した事務所を選びます。ベガプロモーションのように顔出し・Vライバー・音声まで横断する事務所は、途中でスタイルを変えたくなっても対応しやすい傾向があります。

とにかく縛られたくない人

違約金なしを明示する事務所を優先し、公取委の当事者4社は契約条件を精査してから判断します。まず個人配信で感触をつかみ、必要になってから検討するのも堅実です。

入ってはいけない事務所の見分け方(回避基準)

信頼できる事務所を選ぶ以上に大切なのが、危険な事務所を外すことです。次のいずれかに当てはまる事務所は避けるか、契約前に十分な確認をしてください。

  • 登録料・レッスン料・入会金をライバー側に請求する(正当な大手は原則無料)
  • スカウトのダイレクトメッセージを多用し、所属後のマネジメントが不透明
  • 高い還元率を掲げながら、計算のもとになる金額や適用条件を説明しない
  • 運営法人・所在地・代表者を確認できない
  • 契約終了後の活動制限(競業避止・移籍禁止)が過度にある

とくにスカウトのダイレクトメッセージには、身元を偽る手口も報告されています。

実際の声 — X(旧Twitter)の投稿より(2026年7月確認)

配信活動の準備中を装ってフォローしてきたアカウントが、1か月ほど経ってから名前を「〇〇事務所スカウト」に変えてダイレクトメッセージを送ってきた、という体験談。勧誘目的を隠したフォローに注意を促す内容です。

よくある質問

Q. 事務所に入らず個人で配信できますか?

できます。多くのアプリは個人でも配信・活動が可能です。歌配信のColorSingでも、事務所に入らず個人として活動する人がいます。まず個人で始め、露出やサポートが必要になった段階で事務所を検討する流れも一般的です。

Q. 「還元率100%」は本当に得ですか?

数字だけでは判断できません。まず「何を100%とするのか」「誰から誰へ支払われるのか」「手数料や別の費用があるのか」を確認してください。ギフトの購入額、アプリが算定した報酬、事務所からの支払額は、同じ金額とは限りません。

アプリによって報酬を受け取る仕組みも違います。IRIAMのガイドでは、配信者本人へのダイヤ付与と事務所との個別契約を分けて整理しています。他のアプリや事務所の説明を、そのまま当てはめないことが大切です。

事務所には、計算のもとになる金額・差し引く費用・追加報酬の条件・支払日を、書面の例で示してもらってください。高い割合が書かれていても、その条件で自分が受け取れる金額を確かめる必要があります。

Q. 契約後に辞めたくなったらどうなりますか?

事務所ごとの契約条件によります。違約金なし・退所自由を明示する事務所がある一方、公取委が2025年12月に注意した4社のように、退所後の活動を一定期間制限する規定を設けていた事例もあります。だからこそ、入る前に退所・移籍のルールを書面で確認することが重要です。

Q. どこから比較を始めればいいですか?

運営会社・費用・ノルマ・公取委の当事者かを一覧で見比べるところから始めるのがおすすめです。編集部の比較データベースに各社の一次情報をまとめています。判断基準そのものは編集ポリシーでも公開しています。

まとめ|比較データベースへ

ライバー事務所選びは「報酬の高さ」より「辞めるときの自由度」で決めるのが、後悔を減らす近道です。縛りの緩さ・費用・ノルマ・運営会社の透明性・アプリの相性という5基準で見比べ、公取委の当事者かどうかも確認しましょう。

編集部が一次情報で検証した結果は比較データベースにまとめています。個別の事務所が気になる方は、ライバージャパンやKIRINZ、公取委の当事者である321の検証記事もあわせてご覧ください。